洗面時の神経マッサージは、5感を磨き、第6感をも導き出す

顔の不思議

朝起きた時、鏡で自分の顔を見て、どう思いますか。私は、今はその日の体調がどうか、気分はどうかなどいろいろ考え、どんな苦しい状況でも自分で自分の顔を見て、中村天風の誦句「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず。正直、親切、愉快に、力と勇気と信念とをもって・・・」と誓いの言葉を暗唱し、気分を転換してにこりと笑うようにしています。ある意味自分の顔を見ながら、自己暗示を掛けているのかもしれません。そして、長年試行錯誤して来た洗面と5感神経マッサージをしています。普通の人であれば朝晩必ず、歯を磨きます。男性であれば、髭も剃ることもあります。女性であれば、お化粧もするでしょう。

ただ顔を洗い、歯を磨くだけでは私には勿体ない時間だと思っています。

顔には、目、耳、舌、鼻、顔の皮膚があり、人間の5感神経全部が存在する場所です。しかもその各器官そのものが神経の塊であり、脳に直結しています。中村天風の教えの中に、5感を磨けということがあります。事細かにその鍛え方も天風の本には書かれています。そうすると第6勘も働くようになると言っています。中村天風は、その本の中で今でいえば大分スピリチュアル的なことも述べています。ですが、あの大谷祥平選手、ウインブルドンで活躍した松岡修三も信奉している哲学ですから、私も大いに研究しています。ただ彼らがどのように実際の人生の折々に活かしているか、どのように事細かな習慣を身に着けているのかは分かりません。以前松岡修造が何かのインタビューで話していたとき、天風哲学の片鱗を聞きましたが、彼なりにやり方を応用しているようです。

中村天風の教えの中には、現在の天風会で伝えられている具体的な健康法や体操もあるようです。その中身は具体的には分かりませんが、その中には一人あんまという内容があり、顔面マッサージというものもあるそうです。ただ私は、「5感を磨け」という言葉と顔が関係しているのではないかと自分なりに最新の科学的な情報や実際の試行錯誤や体験から独自の「洗面時間の有効活用」を実施するに至っています。ただ最初から全部の習慣を身に着けていった訳ではありません。一つ一つにはいろいろな長年の体の不調などのストーリーや様々な本で得た情報を試行錯誤して自分なりに取捨選択をして、洗面の時間をほんの少し長くして、実行できる形にしたものです。動画にして説明すれば、やることはほんとシンプルで、誰でも可能なことだと思っています。また、顔は、狭い面積ですが神経が集中していて、顔をないがしろにしては脳の若さも、意識の明瞭さも保てないと思います。顔の表情は、一言でいえば、他人から見ても自分でも、若さと元気を発信出来るバロメーターです。

顔にある5感神経と症状

私の経験では、顔にある神経の不調は、脳に直結していて、意識と密接な関係にあると思います。耳が悪くなっても、目がかすんでも、鼻が馬鹿になっても、味覚がなくなっても、自分が受け取る感覚がぼけてしまうと、脳内で作られる意識というものも「濁り」が生じてしまう様な気がします。私が一番体の衰えを感じたのは、5感の衰えからくる脳そのものの退化でした。

ブレインフォグ(5感神経全般)

文字通り、頭の中に霧がかかった状態をいいます。何を考えているかも分からない、ぼっとしている状態であるにもかかわらず、自分では意識があると思っている状態です。この脳の状態だと物覚えも正確でなく、なかなか覚えたものも思い出せなくなるので、いらいらしたりする。症状として具体的には

顔を洗うだけでも目が覚めるわけですが、いつでも顔を洗って目が覚めている状態にしておきたいです。脳への血流を良くする胸鎖乳突筋のマッサージなどで不調を良くしていきます。胸鎖乳突筋の中には重要な脳神経が、走っています。

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慢性の痛みからくる三叉神経の硬直